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プラント・キングダム理解のための統合的・ホリスティックかつ多元的アプローチ

ホメオパシーがこれら3つの法則をベースにしていることはよく知られていることです。

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このように、どの流派のホメオパシーの学校で勉強したとしても、この2つの個別化、全体論、そして似たものが似たものを治すという法則をベースにホメオパシーを実践していることは周知の事実です。ホメオパスがクライアントとレメディのPQRS(特異な症状)を理解することが、それぞれを個別に理解していく上で最初に必要なことです。

ホリスティック・レベルにおける個別化の表現

ドクター・ハーネマンはレメディを探す際、特異な症状(PQRS)を探し出すことが究極に重要なことだと言及しています。私たちはこれらPQRSの症状が特異な身体症状、全身的な一般症状、もしくはメンタル全体にわたる症状のどれかに表現されることを知っています。言い換えれば、PQRSの症状が部分的に現れているのか、全体に現れているのかを見ているのです。

マインドと肉体が繋がっている、マインドと肉体が同じ言語を話す、もしくは、マインドと体が一体となって反応するといった特異な症状は、最も重要なものなのです。というのが、それこそが、レメディとクライアントの核心となるマスター・キーを形作るからです。これらはホリスティック・レベルにおける特異な症状ということです。そしてそれは、すべての症状の合流点であり、ホメオパシーの2つの原理である”個別化と全体論”が繋がるポイントなのです。

つまり、ホメオパシーが基盤とする、”ホリスティック・レベルでの個別化”は、永続的な真理であるわけです。

ホメオパシーで鍵となるのは、全体性の中にある個別化です。

  • 人間の核心

  • ケースの証人・観察者となるプロセス

  • 子供のケースの証人となること

  • 言語化したケースと言語化されないケース

  • 急性のケース・テイキング

  • 稀に見る深刻化した不可逆性の病

  • レメディのマスター・キーを探すためのステップ

  • マテリア・メディカ、レパートリー、プルーヴィングと現物質の理解

  • フォローアップの基準解析

  • ケースの観察者としての気づき

  • 薬量学

 

統合的ホリスティックなアプローチ

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最初のダイアグラムは、それぞれのシステム・メソッドがハーネマンから現代のマスターまで、バラバラに存在しています。つまりそれぞれのメソッドを二次元的視点で見ることになります。それだけでなく、それぞれの巨匠個人のアプローチに根ざした視点だけで見ることになります。もう一つのダイアグラムは、ホリスティックなシステムで、個人の巨匠のアプローチに依らないだけでなく、すべてのシステムが包括されているシステムです。この統合的多元的なホリスティック・アプローチは、大きな一つのシステムとして一体化しています。これが私が提案したい、統合的ホリスティックかつ多元的アプローチなのです。

 

統合的・ホリスティックかつ多元的アプローチ

ここで、多元的アプローチの概念についてお話ししましょう。これは、すべてを包括するアプローチで、一人の巨匠に由来したアプローチではなく、クライアントベースのアプローチです。クライアントが、何を核として話しているのか、に依るものです。

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したがって、個別化されたホリスティックの核であるレメディのマスター・キーにたどり着くには、局所レベルに現れているPQRS、特異な身体症状、全身的な一般症状、メンタル全体にわたる症状、反応、強度などがそのテーマに沿ったマテリア・メディカとプルーヴィングを通して検証される必要があります。また自然界から得られる情報や、植物の起源、神話、歴史的な背景、植物に含まれる化学物質、毒物学、医学現場ではどのように使われているのか、その植物が新旧の研究リサーチではどのような調査結果があるのか、などを参照する必要があります。これら全てがこのシステムを形作り、プラント・キングダムの目、科、連といったホリスティック・レベルの個別表現を私たちに見せてくれるのです。

このホリスティック・レベルに現れるPQRSは、クライアントのホリスティック・レベルに現れるPQRSとマッチするので、シミリマムのレメディが見つかるわけです。

私たちのアプローチは、一つのメソッド、一つの学校の教えや、一つのホメオパシーの治療法のタイプなどに限定されません。統合的ホリスティックな多元的アプローチは、プラント・キングダムの目、科、連そして個別の植物への深い理解、かつそれらから抽出されるホリスティックなマスター・キーを理解することにあります。

 

レメディのマスター・キーを理解するための多元的アプローチ

  • ローカル・アプローチ(PP)…

LSMC(部位、センセーション、モダリティ、付随する症状がどこに現れているのか、すなわち完全な症状像)

  • 全身的症状のアプローチ…

    特異な症状だけを考慮するのではなく、全身的な一般症状も考慮する必要がある。

    • メンタル全体にわたる症状のアプローチ
    • 全身的一般症状のアプローチ

 

  • ホリスティック・アプローチ

 (ホリスティック・レベルにおけるPQRS 例マスター・キー)(レパートリーもしくはマテリア・メディカのテーマを通して)

PQRSは、以下の症状を伴う。

  • 全体(センセーション)(ホリスティック・レベルにおけるPQRS)+特異な身体症状/全身的症状/マインド全体にわたる症状のレベルにおけるPQRS
  • 全体(センセーション)(ホリスティック・レベルにおけるPQRS)+診断名(行動の領域)
  • 全体(センセーション)(ホリスティック・レベルにおけるPQRS)+体質(気質)
  • 全体(センセーション)(ホリスティック・レベルにおけるPQRS)+マヤズム
  • 全体(センセーション)(ホリスティック・レベルにおけるPQRS)+テーマ(マテリア・メディカのテーマ)
  • 全体(センセーション)(ホリスティック・レベルにおけるPQRS) キングダム/サブ・キングダム
  • 全体(センセーション)(ホリスティック・レベルにおけるPQRS)+神話

 

この統合的・ホリスティックかつ多元的アプローチは、ホメオパシーのあらゆる側面と人生を理解する助けになってくれました。そして今では、レメディ、植物の目、科、連、網を理解するために、個別のレメディ、植物の目、科、連、網から抽出されたマスター・キーを使っています。